2011年04月30日

映画:東京物語

昨日のお休みに小津安二郎監督の代表作、東京物語をDVDで観ました。尾道に住む老夫婦の平山周吉(笠 智衆)ととみ(東山千栄子)は、東京で暮らす息子、娘を訪ねる。日常生活に忙しい長男、長女夫婦は、両親の訪問を歓迎しながら疎ましくも思うが、戦死した次男の嫁紀子(原 節子)は暖かく2人を迎える。旧友と過ごしたり熱海に行ったりした後に2人は尾道に帰るが、間もなく東京の子供たちに尾道から母危篤の電報が届く・・・小津監督の作品ははじめて観ました。ここにはアドベンチャーも3Dもありませんが、日本の情景、日本人の情感、日本語の美しさが込められている。58年前に監督は失われるものを予見していたのでしょうか。映画を観て自分を思う。家族を思う、そんな映画はそうそうなく、海外でも高く評価されている所以でしょう。出演はほかに杉村春子、山村聰、香川京子、東野英治郎、大坂志郎ら。1953年。136分。☆☆☆☆☆

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2011年04月22日

運動でボケ防止

私は抗加齢医学会の専門医で、日常の診療で患者さんに元気で長生きの秘訣を伝授すべく、最新のアンチエイジングの知識吸収に努めています。学会誌の本年2月号に運動と認知機能についての投稿論文がありました(筑波大学の兵頭和樹先生の論文)。それによると、脳の中で目的に向かって物事を順序立てて行動する際に働く前頭前野や記憶・学習をつかさどる海馬が、加齢やアルツハイマー病でその体積が低下することが知られていますが、65歳の時点で1週間の歩数が多い高齢者ほど、9年後の前頭前野や海馬の体積が保たれており、13年後の検査で認知症に移行するリスクが低かったことが明らかになったとのこと。そればかりでなく運動習慣のない高齢者が週3回の有酸素運動を行うと、6ヶ月後に前頭前野の体積が増加したというのです。また運動は激しすぎてもかえって脳に逆効果で、10分という短時間の習慣的な運動でも効果が期待できる可能性を指摘していました。4月7日のブログで運動でがんが予防できることを述べましたが、ボケも予防できるとなるとますます運動を実践していただかないと。私も今朝筋トレをさぼったのでこれからやります!

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2011年04月15日

映画:ツーリスト

現在公開中の話題作。主演アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・ディップの超豪華配役!でもこの手の映画は話題だけで・・・と期待せずに観に行きましたが、これがなかなか楽しめました。3年前に妻を亡くした数学教師のアメリカ人フランク(ジョニー・デップ)は、ベネチアに向かう列車の中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。ベネチアで一緒に滞在することとなるフランクだが、突然見知らぬ男たちに襲われなど次から次に危険に巻き込まれ、ストーリーは思わぬ方向に・・・まずアンジーが実に美しい!それにディップが実に普通の青年を演じていてコントラストが楽しめます。またロケ地のベネチアの風景をうまく映像にはめ込んでいて、観客がツーリストの視点もちゃんと押さえている。ストーリーのオチは読めてきますが、それを含めても観に行って損はない。監督はアカデミー賞受賞者のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。撮影、脚本、衣装もアカデミー賞受賞者とこれまた超豪華。2010年アメリカ映画。103分。☆☆☆☆

独断と偏見の映画評(☆2つ以下は紹介しません!)
☆☆☆     1度はみてもいい映画
☆☆☆☆    大いに見る価値あり
☆☆☆☆☆  絶対見逃せない

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posted by Dr.Yoshi at 19:16| Comment(2) | 日記